環境の変化と育児

平成最後の春ですね。

別れの悲しみと、新しい環境への不安を励ますかのように、この時期にだけ咲く桜。

馨ヨガに通って下さったママ、お子様も、、、

仕事復帰や保育園入園

新たにプレに通い始めたり

幼稚園に入園したり、、、

大きいお子様がいるご家庭では、卒業や進学。

心も穏やかな気持ちと忙しない気持ち、、、

色んな気持ちと環境の変化とともに新しい生活になる方が大勢いらっしゃいます。

子育てって難しい?

(共感出来たら是非シェアしたください。)

きっと永遠のテーマですよね。

だって親も子も十人十色だもの。

環境がかわるからこそ他人の手を借りて、、、

結論から言うと、子育てに合ってるとか間違ってるとかなくて、みんな手探りでいい方法を探している。

ダイエットと同じで、同じ叱り方で10人中10人が反省するわけでもない。

親である「自分に合った叱り方」と

子である「その子に合った、その時に応じての叱り方」が一致して

その場がスッキリ解消される。

だから本っ当ーに難しくて

機械じゃない生身の人間、叱り方も慣れてくると分かってもらえなくなったり、その場に関わる第2の要因、第3の要因でも子供の心は一瞬で変わる。

親が必死で頑張っても、逃げ場もある世の中。

だからこそ自分も他人として、愛の手を差し伸べてほしいのです。

善悪の判断を最優先しすぎていませんか?

いい事、悪い事を教える事は親として当然の事。人として人に迷惑をかけず、危険な事を教えるのは当たり前ですが、、、

ダメダメダメ!とつい言いすぎてヤダヤダ!と負けずに言われて頭を抱えていませんか?

他人に自分の子供が叱られる事って、恥ずかしい事?いけない事?ありがたい事?

ヨガ=『繋ぐ』と言う意味ですが、お子様連れレッスンをしていると、人との繋がりって、簡単な事かもしれませんが、ちゃんと繋がるってなんなんだろう、、、と考えさせられるのです。

沢山の命が仲良く生きていく為には『常識』とか『ルール』とか

必要な事が沢山ありますよね。自分の子供が、他人に注意される事は恥ずかしい事でしょうか?悪い事でしょうか?有難い事でしょうか?

現代の不登校児は1クラスに1人

その理由の1位は、昔はイジメだったのが今は無気力です。

正しい事を正しいと指し示すのは

時に脱線しない丈夫なレールを用意する事。

でもそこには寄り道したくなる景色

分岐した中途半端なレールもあったほうがいいのかもしれませんね。

ワンオペ育児が増えるこの時代こそ

他人が子供に注意をしてくれる 

『他人からの愛』を受け入れながら

自分も子育てを頑張る人へ

愛の手を怖がらずに差し伸べてみてほしいのです。

知らない人に叱られてこそ、傷つき、

子供に『考える力』を与えるチャンスなのかもしれません。

私は息子を21で産み、子供が子供を産んだと笑われて、悔しい感情は躾にむかい、とても厳しく育てました。

息子はとても優しくお利口で、外で愚図る事もありませんでした。

なので正直、外で愚図る子供を見ると「親の躾がなっていない。」「甘いな!」なんて思いながら「自分は立派に育児をしている」と人を見下すようにして自分を褒めていたのでした。酷い人ですね、、、

でも違いました。

同じ叱り方をしても子供の返しは全く違う、厳しくしても、愚図る時はトコトン愚図る長女、言う事をきかない次女。

私は長男が幼い頃、なんてひどい目で頑張っているママを見下すような考えをしてしまったんだろう。

子供が言うことを聞いてくれない、外で暴れたり、他人を傷つけそうになったり、親は諦めて叱らないのではないんです。

もぉ、正直、どうしていいかわからない。愚図る長女に長男と同じように超怖く怒鳴ろうもんなら被せてもっと暴れて手がつけられなくなる。それがわかるから必死で怒りを抑えながら、もっと周りに迷惑がかからないようになだめる親もいるのです。

もっとちゃんと叱りなさいよ!

うるさいな!

言われていないのに、少し見られるだけで、周りにそんな風に思われてるんじゃないか、、、被害妄想が膨らみ外に出るのも嫌になるんです。

悪い事したら叱ってください!という事は恥ずかしいことでもなく、人任せにしているわけでもない。子供に感じ考えるチャンスを作る立派な行動でもあると思います。

そして全ての育児を頑張るママに

自分の苛立つ感情や、子供を愛おしく思う母性に

『良い親』『悪い親』ときめつけないで

まずはママである『自分』

頑張っている『自分』を褒めて愛してほしいのです。

子供とママがべったり過ごす時間は人生のごく僅か

自分への溢れる愛が

お子様に遠回りでも伝わりますように。




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