2020年
本年もどうぞよろしくお願いいたします
昨年同様、今年も愛のある、分かりやすいレッスンを心がけてまいります。m( )m
今日は普段都合が合わずお会い出来ない皆さんにも、ヨガのお話をしたいと思います。
- 体が固いから・・・
- 興味はあるけど難しそう・・・
- 動きがないのがつまらないな・・・
この感情は4年前まで実際に私が抱いていたヨガの印象です。
現代では美しいポーズの写真、おしゃれなモデルさん、フィットネス要素で広まっているヨガ。
- ポーズをうまくとれるようになりたい
- 体を柔らかくしたい
- 痩せたい
- リフレッシュしたい
今年ヨガをする目的も人それぞれに様々かとおもいます。
でもヨガは精神統一法としても知られるように、ヨガが持つ目的はヨガをしている時だけでなく生きる上での精神統一、心と体の繋がり、はたまた煩悩のない宇宙、永遠の魂との繋がりを目指します^^
なんだか難しそうですね^^
皆さんよく聞いたことのあるパワーヨガ、このヨガはアシュタンガヨガをベースに作られていますが、アシュタンガは日本語で八支則を意味し、八支則はヨガをする上での8つの段階、また人が生きる上での守るべきことなどが記されたものです。
この中にでてくる考え方で、
無理をすることは自分に嘘をつく行為であり
自分への暴力
自分をいじめる行為である。
足る事をしり、苦行に立ち向かい学ぶ。
という部分があります。
この言葉、レッスン中に私がよく口にする言葉でもありますが、今この瞬間のポーズが、自分にとって自分をいじめる行為にあたるのか、一歩先を進むための苦行にあたるのか。それを知るために呼吸の音に耳を澄ませてほしいのです。
「足る事を知る」これはとても意味深いです。
今この瞬間の自分は、過去の自分が作り上げたもので、足りないものはないはずである。とか、体が求める物以上に欲を出さない。
「足りない」と感じることで善悪の判断が生まれ、コンプレックスを感じたり、妬みなどが生まれます。
美しいポーズをとりたいがために頑張ることも苦行に立ち向かう行為でもありますが、足る事を知らずに息が止まるまで頑張ることは、苦行へ立ち向かう行為から自分への暴力に変わってしまいます。
呼吸の音に耳を澄ませたり、心臓の鼓動を感じたり、足る事に意識を向けることは、自分に愛を注ぐ行為でもあります。なぜなら、すべての愛は「意識」から始るからです。
ただ静かに自分に愛を向けることが、自然と自分に繋がる人々や大自然への感謝となり、少しずつ、少しずつ、ヨガが本来持つ目的、
「精神統一」に繋がっていくのだと思います。
だから、体が硬いから、、、とか、うまくやろうとこだわらず、ヨガをする時も、そうでない時も、足る事を知り善悪の判断を捨て、「今」に幸せを感じられるように、ヨガをお伝えしていきます^_^
2020年という新たな日々が、皆さんにとって笑顔あふれる素晴らしい年となりますように・・・
心からお祈り申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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