3月23日(木)
息子の小学校卒業式でした
前々日、スーツの裾直しをし
アイロンをかけ
小学校生活を母として振り返りました
学校から、小学校6年間で伸びた身長の長さぶんの赤いリボンをもらってきて、31センチ。
こんなに?あれ?もっともっと小さかったような。大きくなったな、、、( ;∀;)
時間の流れをかんじながら
息子が10か月の時シングルマザーとなり
しょっちゅう体調を崩す息子の環境を考え都内から地元に戻り
息子が小学生になる前には体も丈夫になりはじめ、環境も経済的にも、ようやく落ち着きはじめたころ
私にも春が来て今の主人と出会い
主人は息子を私とセットとして受け入れてくれました。
3年ほど付き合った中で2人きりでのデートはたった2回ほど。
私がたまには2人のデートと思っても、主人は息子も一緒でないとダメといってくれました。
そんな風に思ってくれることがとても嬉しくて、私はこの人とならうまくいけるんじゃないか、と思うようになりました。
主人はまだ幼い小1の息子に
「ママはお仕事もして、お洗濯もして、洗ってくれたり畳んでしまってくれたり、ご飯つくったり、ゴミだしたり、お茶碗洗ったり、全部1人で頑張ってるからお手伝いしてあげようね」
と沢山の事を私の知らないうちに教えてくれました。
そしてお手伝いしてくれる事に私は喜び、息子も嫌がらずにしてくれる子になりました。
でもフと、
こんな幼い子にここまでやらせるなんて、もっと子供らしくヤダと言わせたい、母親失格なんじゃないか、と手伝わせるのが嫌になり後ろめたくなりました。
そして私にとって嬉しい事を言ったりしてくれた主人だけど、息子の気持ちになってみたら、男の人がお母さんを手伝おうと、色んな事をおしえてくれる、、、ではなくて、本当はやりたくないけど、やらないとダメなのかな???と頑張らせているのではないか、、、
息子はなんでこんなに優しいのか、、、、
文句1つ言いません
主人には悪いけど
当時、彼の事をどう思うのか何度も聞いていました。
でも息子がいい事を言っても、私に気を遣って言ってるのではないか、、、
そんな日々が続く中ではありましたが、息子と主人との距離は日を追うごとに短くなり、初めて自転車に乗れた日、小学校の運動会や、学童のお迎え、息子のお誕生日会、休みの日にはディズニーランドにいったり、遊園地や動物園、いつも3人で過ごすようになり、叱るのは私だったのが、主人も叱るようにもなり、なんとなく自然な親子関係が築けていました。
息子が3年生の11月になり再婚
息子はもぉパパと呼んでいいの?
とすんなりパパと呼んでくれるようになりました。
子供は親を選べない
子供は親を選んで産まれてくる
どちらも都合のいいように使ってしまいますが
翌年の4年生の11月
妹が誕生しました。
その妊娠がわかった時
とても喜んでくれた息子。
そして、「僕が9年前産まれてこなかったとしても、このお腹の子が僕だったと思う」なんて思いもよらない素敵な言葉をくれました。
大好きな友達とも別れ引っ越し、転校したのに、親の心配とは裏腹にすぐに新しい学校にも馴染み、野球をはじめ、帰ってくると学校での出来事を感情込め話してくれました。
学校までの道のりが遠く
小学校1年生の時のように途中まで朝一緒に歩いていったりしたのに、今ではたくましく高学年として歩いてる
最後の小学校への登校
いってらっしゃい!!
少しイヤイヤぎみに初めた算盤もこないだ1級が受かり、喜んで次は段だー!とヤル気まんまん!頑張りやで優しく育ちました。
私なんかダメダメな親なのに
息子がいつも励まし笑顔をくれた6年間
思春期を迎えるのが少し怖いですが
あっという間に12年が過ぎ
息子の母親として寄り添えるのはあと何年のんだろう、、、
この12年の反省をこの先の時間に費やしたいと思います。
そして前置きが長くなりましたが
卒業式
やはり初めの入場から大号泣
でも1クラスしかない学校なので28名の卒業生は、1人1人前との距離を5メートル感覚保ちながら、まるで月面着陸した宇宙飛行士のようにスローで歩いてくるので、おかしくておかしくて、大号泣しながら失礼ながらも大爆笑の、なんだか訳のわからない感情を必死で壁に顔をやり隠すのでした。
在校生とのやりとりでは
息子のセリフは
「サヨウナラ」
それを聞いてまるで私に言われてるかのようにいつかそんな日がくるのかしらとまたもや大号泣。
式は午前中に終わり
卒業証書を手に沢山の仲間と写真をとりました。もぉ転校生だったなんて嘘のように仲よくなったお友達。
お母さん方もみんな子供が多く先輩ママさんばかりで、本当にこの3年生助けられました。
謝恩会も息子と2人で参加しましたが
子供達の普段の様子も見れて、美味しい食事にお母さん方と楽しく会話し、色々な出し物で大笑いしました。
4時頃解散すると、息子は新しく入団した硬式野球の練習に行きたくて、素振り用のバットとバチグロを買い練習へ行きました。
お腹ぺこぺこに帰ってくると思い、外食ではないけど主人と息子の大好きなお刺身を沢山買ってきて家でお祝い!
一言ずついいました。
おめでとう!中学いっても頑張ってね!!
息子、これからもよろしくお願いします!
そして主人にも
きっと息子が文句言わずお手伝いをしてくれるのは、パパが口だけでやれやれ!ではなかったから。パパが一緒にやってくれたからだと思う。色んな事に頑張れるのもパパがいてくれたから、1人じゃ野球もさせてあげられなかった。パパも義務教育第一過程終了ありがとうございました!と言いました。
すると息子
違うよやらないとうるさいから文句言わないんだよ(笑)
するとパパ
今だから言うけど、なんでお手伝いしようって言い出したかって、正直すぐに別れるとおもったから。
ヒィエーーーー
と息子と叫ぶ
パパ
また2人になった時、支えられるのは息子だけになってしまうからとおもって
ヒィエーーーー
なんか全然嬉しくないーと言いながら
でも、そう言いながらも実は心がジンジンしてました。結果とても幸せな家族です。もちろんぶつかる事もあるけど、想いあってればきっとその方向はいい方へ向かっている。
卒業式
義務教育第一過程終了日
乾杯!!
私の人生で本当に忘れられない
素敵な1日となりました
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