1月3日、昨年話題になった「君の名は」がテレビで放映され、昨夜録画してあったものを見ました。
映画の中で「糸は様々なものを結ぶ」とあり
糸が臍の緒になるシーンがありました。
前にも書きましたが
『鳥居⛩は女性の性器』
『参道は産道』
『お宮は子宮』
『組紐は臍の緒』
『鈴は胎盤』
神社は
命は神様からの授かりもの
と昔の人が神に感謝を込めて建てたといわれているそうです。
胎児瞑想の中で私がイメージしていたようなシーンがこの映画で出てきて涙がでそうでした。
臍の緒の中には3本の血管があります。
この血管が露出しないよう
守って束になって臍の緒になっています。
それはまるで
赤い糸
母と子は
産まれる前から赤い糸で結ばれている
母親の身体の中で全く別の人が作られ
違う意思を持ちながらも
赤い糸を通して一心同体でいる
この不思議で神秘的な期間
母の身体は辛い事も多いけど
この時期があるから
きっと誰にも分からない『絆』が存在するのかもしれない
今日は1月7日
七草がゆの日です。
七草がゆの由来はこんな神話が元となっているそうです。
100歳を越える両親がどんどん年老いて行く姿に
嘆き悲しんだ息子が21日間山に苦行し祈願しました。
すると神様から
1月6日までに7種類の草の集め
柳で作った器に種を載せ
玉椿の枝で叩く
これを煮て食べると
一口で10歳、七口で70歳若返るので、ついには8000年生きることができよう
とお告げがあり、両親はみるみる若がえった。
という神話。
昔の100歳越えですから、今でいう200歳といった長生きだとおもいますが
それでももっともっと生きていてほしい
元気でいてほしい
と願う親孝行な神話です。
今夜は七草がゆのセットを買って細かく刻んでお粥にし、私も家族が元気で一年過ごせるよう願いたいと思います。
明日は成人の日ですね
今朝息子を野球まで送り届けた帰り
綺麗な着物を着た女性が
スッとした姿で助手席に座っていました
真剣に前を見つめ信号待ちするのは多分
お母さん
私が成人を迎えた日
なんだか小っ恥ずかしいのと
少しめんどくさいのと
友達と集まる楽しみと
母や両親への思いはありませんでした
本来なら親へ大人まで育ててくれた感謝を感じなければならないのかもしれませんが、『親への感謝』を感じさせないような生活をさせてもらっていた事に、今は『尊敬』を抱いています。
親になった今
親がしてくれていた全ての事
当たり前と思っていた事
自分が頑張らなければ出来ない事だらけ
今してもらっている事も
私が祖母になった時出来るだろうか
でも
してあげたい
ずっとずっと
きっと母の背中を追い続けるのだと思います
息子娘の成人式の日
それはきっと
私の中での一区切り
ここまで健康に育ってくれた事に
感謝をする日
今は沢山の手を借りてもいっぱいいっぱいな毎日
子供が成長する度に新たな悩みが生まれ
解決するとまた新たな悩みに出会い
自己嫌悪に陥ったり
周りのお母さんが余裕に見えたり
投げ出したくなる事もありますが
やっぱり夜寝る時
子供の顔を見ると
『生まれて来てくれてありがとう』
と命に感謝せずにはいられません
長男を産んで夜泣きが酷く、誰にも頼れなかった時は
この子を生まなかったら
人生はあのままどうなっていたのか
一人じゃない、小さな息子の大きな存在を感じながらも現実の不安がフッと現実逃避させる事もありました。
でもやっぱり
産んで良かった
今ではこの子を産まなかったら
この子がいなければ
想像もつきません。
想像したくもありません。
母と子の絆はきっと
臍の緒が切れた後も
どんどん増すものなんですね、、、
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